福島原発刑事訴訟支援団へ

福島原発告訴団・中部は、2015年検察審査会の二度の起訴議決を経て、2017年6月30日に刑事裁判が始まったことから、役割を終えました。

刑事裁判以降の情報につきましては、以下の「福島原発刑事訴訟支援団」のウェブサイトをご欄ください。

これまでにいただいたカンパなどは、福島原発告訴団(福島本部)福島原発刑事訴訟支援団の方へ

全額移管し、当会の口座は閉鎖いたします。

 

 

事務局 安楽

 

 

5/21 原発事故被害者集会@東京

20160521

福島原発告訴団と福島原発刑事訴訟支援団の共催で「原発事故被害者集会」を開催します。
会場は東京千駄ヶ谷区民会館。福島からは、貸切バスが走ります。みなさま、お集まりください。

原発事故から5年。
今、福島では「帰還・復興・自立」という言葉ばかりが声高に叫ばれています。
しかし、被害者たちの暮らしや健康はどんな状態にあるのでしょうか。
怒りや不安、悲しみ、そして喜びをどのように感じているのでしょうか。
被害者たちの声を聞き、そこから学び教訓を生かさなければ、
同じ悲劇を繰り返すことになるのです。
しかし、現状は誰も明確に責任を取らない、被害者が切り捨てられていく、
大地震が起きても原発を停止しない・・・
そんな事態を打開するためにも、私たちは刑事責任を追求し続けます。
皆さまのお力を是非お貸しください。

  • 開催名 原発事故被害者集会『ただちに公判をひらけ!東電3被告の刑事裁判』『汚染水放出告発 福島検審は起訴議決を!』
  • 日時 2016年5月21日(土) 14:00~16:00
  • 主催 福島原発告訴団・福島原発刑事訴訟支援団
  • 場所 千駄ヶ谷区民会館(原宿駅徒歩8分)地図
  • プログラム
    • 14:00 開会
    • 告訴団・支援団の現状報告
    • 被害者の証言
    • みんなで歌おう
    • 16:00 閉会

4.13汚染水問題で福島検察審査会に申立て

 3月29日にお知らせしたとおり、福島原発告訴団が2013年に福島県警
に対して行った放射能汚染水漏出事件についての東電と東電新旧幹部の
公害犯罪に関する刑事告発は、同日福島地検によって不起訴処分とされ
ました。

 福島原発告訴団としては、不起訴理由の説明も納得できるものではなく、
不起訴処分はとうてい受け入れられないため、4月13日、告訴団の団長・副
団長3名が先行して福島検察審査会へ審査の申立てを行いました。

 3年前に全国で告発人になられた皆さまへは、二次申立てとして後日
ご案内させていただきますので、ぜひ参加してください。


★福島検察審査会 審査申立書 https://goo.gl/uOSSvK
★汚染水時系列表 https://goo.gl/2Q7EQO
★福島地検不起訴説明会メモ https://goo.gl/b6XFm7

★<寄稿>東電に「寄り添う」福島地検の不起訴
添田孝史(サイエンスライター) (福島原発告訴団本部ブログ)
http://kokuso-fukusimagenpatu.blogspot.jp

以下、記事につき転載にはご注意ください
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◆福島民友新聞 4月14日(木)
http://www.minyu-net.com/news/news/FM20160414-065866.php
「汚染水流出」検審申し立て 原発告訴団、不起訴処分受け


◆FNNローカルTime(動画)福島2016/04/13 に公開
福島第1原発汚染水流出問題 告訴団、検察審査会に審査申し立て 
https://www.youtube.com/watch?v=DprksqOf1T4

◆FNNローカルTime(動画)福島16/04/13
福島第1原発汚染水流出問題 遠藤正秀記者の解説です。
https://www.youtube.com/watch?v=wmySy15c1Yk

◆福島民報(2016/04/13 13:56)
http://www.minpo.jp/globalnews/detail/2016041301001131
汚染水流出で検審に申し立て 福島原発告訴団

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放射能汚染水告発が不起訴に

 2013年、この東海地方でもたくさんの方に告発人として名を
連ねていただいたフクイチの放射能汚染水漏出事件に関する福島
県警への刑事告発は、本日、嫌疑不十分とのことで不起訴処分と
なりました。

告発事実は2点。そしてその判断は:

1.溶接型タンクから漏えいさせた件について、 廣瀬社長ら
 4名と法人としての東京電力を嫌疑不十分、ほか28名を嫌疑なし

2.遮水壁先送りにより被害を拡大させた件について、勝俣元
 会長ら6名と法人としての東京電力を嫌疑不十分、ほか26名を
 嫌疑なし

 詳しくは、福島原発告訴団のウェブサイトを参照ください。
http://kokuso-fukusimagenpatu.blogspot.jp/


---以下、記事につき転載にはご注意ください。--------------------------

◆NHKニュース(3月29日 19時20分)
http://goo.gl/cXN1sK

◆朝日新聞 2016年3月29日15時26分
http://www.asahi.com/articles/ASJ3Y4S2JJ3YUGTB009.html
汚染水漏れ、東電幹部ら不起訴 社長ら、嫌疑不十分

 東京電力福島第一原発の事故をめぐり、高濃度の放射能汚染水を海へ流出させたとし
て、福島県内の住民らが公害犯罪処罰法違反の疑いで東電と東電の幹部ら32人を告発
していた問題で、福島地検は29日、不起訴処分とし、発表した。

 不起訴処分は「嫌疑不十分」と「嫌疑なし」に分かれる。嫌疑不十分とされたのは、
法人としての東京電力と広瀬直己社長ら幹部数人。残る幹部は「嫌疑なし」だった。

 原発事故で被害を受けた住民らが2013年9月以降、東電と広瀬社長、勝俣恒久元
会長ら幹部・元幹部を福島県警に告発。県警は、告発された全員を事情聴取するなどし
て捜査を進め、昨年10月、福島地検に書類送検していた。

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【 4.5 検察審査会激励行動&東電抗議行動】

 福島原発告訴団は、東電勝俣元会長ら幹部3名が強制起訴となった
「2012年告訴」の他に、東電と旧経産省保安院の津波対策担当者5名に
ついても申立てを行い(「2015年告訴」)、現在、東京第一検察審査会
で審査が行われています。
 4月末は検審審査員の交代時期のため、議決が発表される可能性があ
ります。
東京第一検察審査会においても、市民の良識に従った判断をしてくださ
るよう、訴えかけていきましょう。
その後、東京電力本社前にて抗議行動を行います。東電に対し、これか
ら始まる「刑事裁判」に真摯に向き合い、責任を認めるように迫って
いきたいと思います。
 平日ではありますが、ご都合のつく方はどうぞご参加ください!

4月5日(火) 「検察審査会激励行動&東電抗議行動」
12:00~12:45  東京検察審査会激励行動 (東京地裁前)
13:15~14:15  東電本社前抗議行動 (東京電力本社前)

新刊「市民が明らかにした福島原発事故の真実」

<彩流社ブックレット >———————
http://goo.gl/SElJaQ

市民が明らかにした福島原発事故の真実
       東電と国は何を隠ぺいしたか]
海渡 雄一 著, 福島原発告訴団 監修

http://www.sairyusha.co.jp/bd/isbn978-4-7791-2197-5.html

A5判 / 95ページ / 並製
定価:1,000円 + 税/ 書店発売日:2016年02月08日

目次—————————————————
第1章 真実は隠されていた
第2章 あらかじめ警告されていた、福島の津波
第3章 対策先送りの背景に隠されていたこと
第4章 津波対策をとることは決まっていた
第5章 保安院にも15メートルの津波は報告せず
第6章 貞観の津波をめぐる保安院と東電の暗闘
第7章 対策が不可避であったことは共通認識だった
第8章 東電幹部の刑事責任は明らか
第9章 原発再稼働と闘う

内容紹介———————————
すでに2002年に、福島沖の巨大津波の可能性は公表され、
対策が不可欠であるとされた。
このことは、最高幹部をふくむ東電関係者は認識しており、
07年、いったんは原発の津波対策をとることが決まっていた。
それが一転08年7月に対策をとらないことが決まったために、
3・11福島原発の大惨事が起きた。

東電元幹部3名を強制起訴に追い込み、
全国の原発再稼働差し止め訴訟を担当する著者が、
東電が隠蔽してきた数々の不都合な真実をわかりやすく解説。

裁かれるべき東電、原子力安全・保安院、
原子力ムラに取り込まれた検察庁と政府事故調の暗躍を
明らかにし、市民の正義を実現する意義を説く。
著者プロフィール————————
海渡 雄一(かいど・ゆういち)
34年間にわたって、もんじゅ訴訟、
六ヶ所村核燃料サイクル施設訴訟、浜岡原発訴訟、
大間原発訴訟など原子力に関する訴訟多数を担当。
2010年4月から2012年5月まで日弁連事務総長として
震災と原発事故対策に取り組む。
脱原発弁護団全国連絡会共同代表として、
3・11後の東京電力の責任追及、
原発運転差止のための訴訟多数を担当。
主著=『朝日新聞「吉田調書報道」は誤報ではない』
(河合弘之氏他との共著、彩流社)、
『原発訴訟』(岩波新書)、
『脱原発を実現する』(明石書店)他。
映画『日本と原発』(河合弘之監督)の構成・監修。

福島原発告訴団(フクシマゲンパツコクソダン)

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<関連情報>

◆朝日新聞 2016年1月30日20時00分
原発事故訴訟、支援団が発足 東電元幹部強制起訴
http://www.asahi.com/articles/ASJ1Z5535J1ZUGTB007.html

東京電力福島第一原発事故をめぐり業務上過失致死傷罪で強制起訴が決まった
東電元幹部3人の刑事裁判を前に、弁護士やジャーナリスト、学者らが呼びかけ
て訴訟支援団が30日、結成された。「公判を傍聴し、公正な裁判を働きかけ、
情報を国内外に発信していく」ことをめざすという。

都内で開かれた発足集会には、事故の刑事責任を問うてきた福島原発告訴団の
メンバーや弁護士の河合弘之、海渡雄一の各氏、ジャーナリストの鎌田慧、添田
孝史の各氏ら400人以上が参加。団長になった佐藤和良・元福島県いわき市議
は「十数万人の避難民を生み出し、健康被害も顕在化している。過酷な人災を引
き起こした被告を有罪に持ち込まねばならない」と訴えた。

原発事故の刑事責任をめぐり、東京地検は2度にわたり東電の元幹部を不起訴
処分としたが、検察審査会が昨年7月に元幹部3人を起訴すべきだとする2度目
の議決をし、強制起訴が決まった。
—————-
◆時事通信(20160131)
東電強制起訴へ「支援団」=原発事故、被害者参加も検討
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201601/2016013000273&g=soc
(写真)「福島原発刑事訴訟支援団」の発足集会であいさつする佐藤和良団長
=30日午後、東京都目黒区

◆東京新聞2016年1月30日 19時11分
東電の強制起訴裁判に「支援団」 福島第1原発事故
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2016013001001571.html

◆NHKニュース(1月30日 20時41分)
福島の住民 裁判通じ原発事故解明求める団体設立
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160130/k10010391811000.html

◆共同通信 2016年1月30日 19時11分
東電の強制起訴裁判に「支援団」  福島第1原発事故
http://this.kiji.is/66089989591696893?c=39546741839462401

30日の刑事訴訟支援団の記事

1月26日の中日(東京)新聞に告訴団の団長の武藤類子の記事と30日の福島原発刑事訴訟支援団の発足集会に関する記事が出ました。ch20160126

2/19~21武藤類子(告訴団長)講演会 in 岐阜/愛知/三重

 福島原発告訴団の主催ではありませんが、2月に団長の武藤類子が
岐阜、愛知、三重の東海3県で講演を行います。
 お近くの方はぜひおいでください。

【岐阜(大垣)】2月19日「福島からあなたへ」
 武藤類子さん(福島原発告訴団団長)講演会

と き:2月19日(金)13:30~16:00
ところ:真宗大谷派大垣教務所講堂
    (大垣教区同朋会館/大垣別院東隣)
アクセス→  http://goo.gl/YoxGVR
参加費:500円 http://ogaki-gobosan.sakura.ne.jp/kyoku/k_gendai.htm

 

【愛知(東郷町)】2月20日
福島の話~原発事故は終わらない 
20160220muto
お 話:武藤 類子さん
  (福島原発告訴団団長、
    第9回女性人権活動奨励賞(やより賞)受賞)
と き:2月20日(土)13:30~16:00 
ところ:東郷町イーストプラザいこまい館 多目的室
   http://goo.gl/kqj0Z5 
  (愛知県東郷町役場東隣 tel:0561-37-5811)
参加費:大人500円(18歳未満無料) 
    託児300円(要申込)/手話通訳あり
(定員300名先着順)
主 催:次世代の子どもたちの”いのち・くらし・エネ
    ルギー”を考える会
後 援:日進市教育委員会
連絡先:E-mail:jisedaik@gmail.com 
    FAX:0561-74-2750

チラシのダウンロード⇒武藤類子講演会ちらし表
           武藤類子講演会ちらし裏

【三重(四日市)】2月21日「福島からあなたへ2016 in 三重」
・・ 
お 話:武藤 類子さん
   (福島県三春町在住、福島原発告訴団団長、20160221mutomi
    第9回女性人権活動奨励賞(やより賞)受賞) 
と き:2月21日(日)13:30~(開場13時)  
ところ:四日市市文化会館 第3ホール
      http://yonbun.com/access-map 
 ・・・・・tel:059-354-4501
協力費:前売500円・当日700円(避難者・高校生以下無料) 
主 催:武藤類子さんを三重にお招きする会
    tel:090-2925-0138(伊藤)
   メール:ikkoito4621@m6.cty-net.ne.jp

チラシのダウンロード⇒2.21講演会チラシ完成版

1/30「福島原発刑事訴訟支援団」発足集会

1/30(土)「福島原発刑事訴訟支援団」発足集会@東京

https://goo.gl/Pi04R2

と き:1月30日(土)開会14:00~16:30(開場13:30)

ところ:目黒区民センターホール http://goo.gl/8u2auj

・・・(目黒区目黒二丁目4番36号(目黒駅から徒歩10分)

参加費:無料

 

福島原発告訴団が2012年に1万4716人で行った告訴・告発事件は検察庁
により二度にわたる不起訴処分を受けました。
 しかし、東京第五検察審査会は二度にわたり起訴相当の議決。
 被疑者、勝俣恒久、武黒一郎、武藤栄の3人は「強制起訴」になりました!
これから長い法廷闘争が始まります。
 東電福島原発事故の真実と責任の所在を明らかにするこの裁判は原発社会
に終止符を打つため、非常に重要な意義を持ちます。
本裁判の行方を見守り支えるために「支援団」を立ち上げます。
みなさま、お集まりください!

chirasi160130

 

<呼びかけ人>

石丸小四郎、海渡雄一、鎌田慧、河合弘之、神田香織、佐藤和良、添田孝史、広瀬隆、満田夏花、水戸喜世子、武藤類子、保田行雄、(50音順)

 

<主催>「福島原発刑事訴訟支援団」準備会

<連絡先>080−5739−7279(福島原発告訴団)

チラシダウンロード https://goo.gl/Pi04R2

新刊本「強制起訴:あばかれた東電元幹部」

新刊『強制起訴:あばかれた東電元最高幹部の罪』

(武藤類子・海渡雄一・明石昇二郎) [Kindle版] 定価324円

http://goo.gl/kIAGUZ

 

『週刊金曜日』2015年9月18日号掲載の座談会記事「『新証拠』を掘り起こした議決書の本質は 
東電元幹部への有罪判決だ」に収録できなかった部分を全文掲載したもので、電子書籍版のみの
発売となります。お値段は324円と大変お求め安くなっています。

SN00001*Kindle版は、無料アプリケーションをダウンロードすれば、普通のパソコンでもタブレットやスマホでも読めます。

放射能汚染水放出事件の告発について

 遮水壁は完成したものの、堰き止められた地下水の圧力で20cmも
傾いてしまったり、原発を通過して汚れる前にサブドレンで汲み上げ
て海に直接放出する予定だった地下水が、想定以上に放射能や塩分の
濃度が高すぎて、結局原子炉建屋側に移送せざるをえなくなったりと、
終わりの見えない放射能汚染水とのたたかいが続いています。
 しかし、これほどまで手に負えない事態になる前に、防ぐ方法はな
かったのでしょうか。
 既に明らかになっているように、東電が株主総会を乗り切るために、
事故の拡大を防ぐ対策費すら出し惜しんた結果が今の事態です。

 2013年、全国の告発人とともに東京電力と東電役員・元役員32名を
「公害犯罪処罰法」違反で福島県警に告発した放射能汚染水放出事件が
昨年10月書類送検され、12月はじめには福島地検郡山支部で告発人3名
からの事情聴取も行われました。

 この問題は、福島民友の「2015読者が選ぶ県内10大ニュース」の8位に
も選ばれるほど、地元では大きな関心事の一つです。

 告訴団は、10月に福島で行われた日弁連人権擁護大会の分科会「放射
能とたたかう~健康被害・汚染水・汚染廃棄物」での報告等を踏まえて、
12月17日付けで新たな上申書を提出しました。
詳しくは以下の福島原発告訴団(福島)サイトをご覧ください↓
http://goo.gl/qfO2lY