新刊本「強制起訴:あばかれた東電元幹部」

新刊『強制起訴:あばかれた東電元最高幹部の罪』

(武藤類子・海渡雄一・明石昇二郎) [Kindle版] 定価324円

http://goo.gl/kIAGUZ

 

『週刊金曜日』2015年9月18日号掲載の座談会記事「『新証拠』を掘り起こした議決書の本質は 
東電元幹部への有罪判決だ」に収録できなかった部分を全文掲載したもので、電子書籍版のみの
発売となります。お値段は324円と大変お求め安くなっています。

SN00001*Kindle版は、無料アプリケーションをダウンロードすれば、普通のパソコンでもタブレットやスマホでも読めます。

放射能汚染水放出事件の告発について

 遮水壁は完成したものの、堰き止められた地下水の圧力で20cmも
傾いてしまったり、原発を通過して汚れる前にサブドレンで汲み上げ
て海に直接放出する予定だった地下水が、想定以上に放射能や塩分の
濃度が高すぎて、結局原子炉建屋側に移送せざるをえなくなったりと、
終わりの見えない放射能汚染水とのたたかいが続いています。
 しかし、これほどまで手に負えない事態になる前に、防ぐ方法はな
かったのでしょうか。
 既に明らかになっているように、東電が株主総会を乗り切るために、
事故の拡大を防ぐ対策費すら出し惜しんた結果が今の事態です。

 2013年、全国の告発人とともに東京電力と東電役員・元役員32名を
「公害犯罪処罰法」違反で福島県警に告発した放射能汚染水放出事件が
昨年10月書類送検され、12月はじめには福島地検郡山支部で告発人3名
からの事情聴取も行われました。

 この問題は、福島民友の「2015読者が選ぶ県内10大ニュース」の8位に
も選ばれるほど、地元では大きな関心事の一つです。

 告訴団は、10月に福島で行われた日弁連人権擁護大会の分科会「放射
能とたたかう~健康被害・汚染水・汚染廃棄物」での報告等を踏まえて、
12月17日付けで新たな上申書を提出しました。
詳しくは以下の福島原発告訴団(福島)サイトをご覧ください↓
http://goo.gl/qfO2lY

		
		

	

12/10&12/17検察審査会激励行動・福島地検前行動+福島県内集会

20151210

8/19(水)東京第1検察審査会への激励行動&院内集会

東京第1検察審査会激励行動&院内集会

2015年8月19日(水)院内集会・参加費無料

12:30~13:15 東京検察審査会(東京地裁)前
14:00~15:30 参議院議員会館講堂
・検察審査会議決の解説等

福島からバスが出ます(片道・往復共に1500円)

(2) 告訴団福島県集会(仮)
2015年9月5日(土)参加費無料
15:00~16:45 安積総合学習センター集会室
・検察審査会議決の解説等

◆お問い合わせ◆
福島原発告訴団 080-5739-7279
メール:1fkokuso※gmail.com(※ ⇒ @)
カンパ:振替口座 02260-9-118751 福島原発告訴団
8.19kensingekirei

解説 強制起訴議決の意義

解説 強制起訴議決の意義

東京第五検察審査会が公表した起訴議決について、告訴団弁護団の海渡雄一弁護士が、「市民の正義が東電・政府が隠蔽した福島原発事故の真実を明らかにする途を開いた!」と題して議決の意義を解説しています。

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2015.8.3

市民の正義が東電・政府が隠蔽した福島原発事故の
真実を明らかにする途を開いた!

海 渡 雄 一・・・・・
(福島原発告訴団弁護団)

内容

1 やっとここまで来た… 1
2 電力会社役員の高い注意義務を認めた… 2
3 まれな自然現象も考慮しなければならない。… 3
4 原子炉が浸水すれば致命的であることはわかっていた… 4
5 東電役員被疑者らには具体的な予見可能性があった… 5
6 予見可能性を補強した新証拠の数々… 6
7 第二次告訴事件の検審での解明が待たれる保安院と東電の歪んだ共犯関係… 7
9 被害者… 13
10 検察審査会議決の意義と今後の展望… 13

付録 2015年1月22日の二度目の告訴以降に告訴団から検察審査会に提出された上申書など… 14

解説本文(pdfファイル)は→ https://goo.gl/hE58NR

8/3東京検察審査会へ感謝を伝えるアクション

東京検察審査会、ありがとう!

8月3日正午、福島原発告訴団は、東京第5検察審査会に感謝を伝える検審前行動を行いました。東京地裁前に集まった参加者は約100人。「被疑者3人全員起訴」という最高の議決を得た喜びで、あちらこちらで祝福の声が飛び交いました。
河合・海渡両弁護士からは、この議決が出るまでの苦労、そして検審をサポートした補助弁護士2名の活躍が語られました。また、これからの裁判は、原発の「闇」の解明につながるだろうという希望も語られました。
最後に、東京検察審査会に向けて、全員で「ありがとうコール」。これまで、地裁前で何回もシュプレヒコールを行ってまいりましたが、一番うれしいコールでした。

午後からは、東京の3つの弁護士会(東京弁護士会、第一東京弁護士会、第二東京弁護士会)の各会長宛てに、要望書を届けました。

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2015年8月3日

要 望 書

福島原発告訴団
団長 武藤類子

貴弁護士会の平素からのご活躍に敬意を表します。

私たち福島原発告訴団は、2011年3月の東京電力福島第一原子力発電所事故における刑事責任を追及し、告訴・告発をしている被害者の団体です。2012年に東京電力元幹部らを告訴・告発致しましたが、2013年に東京地検により全員が不起訴処分とされたため、東京検察審査会に申立をし、起訴相当を含む議決、東京地検の再度の不起訴処分を経て、とうとう7月31日、東京第五検察審査会が起訴議決を発表いたしました。

未だに11万人の避難者が自宅に戻ることができないでいるほどの、甚大な被害を引き起こしたこの原発事故。その刑事責任を問う裁判が開かれることを怒りと悲しみの中で切望してきた私たち被害者は、「ようやくここまで来た」という思いの中におります。

起訴議決を受け、裁判所が検察官の職務を行う弁護士を指定する際には、裁判所管轄区域の弁護士会に推薦を依頼すると聞きます。歴史的公害事件と言える本件のような大事件を担当する指定弁護士の負担は、あまりに大きいものと推察されます。公正に公訴が維持されるためにも、指定弁護士に対しては、資金的な援助や事務所設置の援助などが必要不可欠と考えられます。どうか貴弁護士会により、指定弁護士への援助をいただけないでしょうか。

また本件は原発事故という非常に特殊で複雑な要素を持つ事件です。原発事故の真実を明らかにし責任を追及するためには、原発や原発の諸問題に精通した弁護士が担当することが必要かと思います。ぜひ、そのような知見のある弁護士を推薦されますよう要望いたします。

ある日突然、一般市民の人生を根こそぎ変えてしまうほどの甚大な被害をもたらした原発事故。それを引き起こした者の刑事責任を問うことは、同じ悲劇が二度と繰り返されないよう未然に防ぐことや、私たちの命や健康が脅かされることなく当たり前に暮らす社会をつくることに繋がると信じます。

告訴にまで踏み切らざるを得なかった被害者の心中をどうかお察し下さり、宜しくご検討をお願い申し上げます。

◆これからのアクション◆

(1) 東京第1検察審査会激励行動&院内集会
2015年8月19日(水)院内集会・参加費無料
12:30~13:15 東京検察審査会(東京地裁)前
14:00~15:30 参議院議員会館講堂
・検察審査会議決の解説等
福島からバスが出ます(片道・往復共に1500円)

(2) 告訴団福島県集会(仮)
2015年9月5日(土)参加費無料
15:00~16:45 安積総合学習センター集会室
・検察審査会議決の解説等

◆お問い合わせ◆
福島原発告訴団 080-5739-7279
メール:1fkokuso※gmail.com(※ ⇒ @)
カンパ:振替口座 02260-9-118751 福島原発告訴団

8.19kensingekirei

★チラシダウンロード https://goo.gl/hB5jZT

7/31ついに東電元役員ら強制起訴へ!東京第五検察審査会が起訴の議決

7月31日、東京第五検察審査会から、告訴団の2012年告訴事件について、東京電力元会長勝俣恒久、元副社長武黒一郎、元副社長武藤栄に対し、「起訴議決」をしたと通知がありました。
3名は今後、裁判所が指定する検察官役の弁護士(指定弁護士)によって起訴されること(強制起訴)が決まりました!
甚大な被害を引き起こしたこの原発事故の刑事責任が、ようやく問われようとしています!

起訴議決
・勝俣 恒久  東京電力株式会社 取締役会長(肩書は告訴当時)
・武藤 栄   東京電力株式会社 前・取締役副社長原子力・立地本部長(肩書は告訴当時)
・武黒 一郎  東京電力株式会社 元・取締役副社長原子力・立地本部長(肩書は告訴当時)
司法記者クラブでの記者会見などの映像
http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/1951 (OurPlanetTV)

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【強制起訴へ!】 議決書、団長声明

起訴議決を受けての団長声明

2015年7月31日
福島原発告訴団 団長 武藤類子

私たち福島原発告訴団が2012年に14,716人で行った告訴・告発事件について、東京第五検察審査会は本日7月31日、被疑者勝俣恒久、武黒一郎、武藤栄の3名について起訴議決としたことを発表し、3名は強制起訴されることとなりました。

未だに11万人の避難者が自宅に戻ることができないでいるほどの甚大な被害を引き起こした原発事故。その刑事責任を問う裁判が開かれることを怒りと悲しみの中で切望してきた私たち被害者は、「ようやくここまで来た」という思いの中にいます。

この間、東電が大津波を予見していながら対策を怠ってきた事実が、次々に明らかになってきています。これらの証拠の数々をもってすれば、元幹部らの罪は明らかです。国民の代表である検察審査会の審査員の方々は、検察庁が不起訴とした処分は間違いであったと断じ、きちんと罪を問うべきだと判断したのです。今後、刑事裁判の中で事故の真実が明らかにされ、正当な裁きが下されることと信じています。

福島原発告訴団は、この事件のほかにも汚染水告発事件、2015年告訴事件によって原発事故の刑事責任を追及しています。事故を引き起こした者の刑事責任を問うことは、同じ悲劇が二度と繰り返されないよう未然に防ぐことや、私たちの命や健康が脅かされることなく当たり前に暮らす社会をつくることに繋がります。その実現のために、私たちは力を尽くしていきます。これからも変わらず暖かいご支援をどうぞ宜しくお願い致します。
 

 

 

申立について詳しくはこちら

2013年10月16日付記事 東京検察審査会に審査申し立て
http://kokuso-fukusimagenpatu.blogspot.jp/2013/10/blog-post_16.html

2014年8月1日付記事 東電旧経営陣「起訴すべき」の議決!
http://kokuso-fukusimagenpatu.blogspot.jp/2014/08/blog-post_1.html

2015年1月27日付記事 海渡弁護士より不起訴理由への反論!
http://kokuso-fukusimagenpatu.blogspot.jp/2015/01/blog-post_27.html

 

■新聞報道
東電元3幹部 強制起訴へ 「原発 万が一に備える義務」(東京新聞)
東電元幹部強制起訴へ 市民の力 扉開いた(東京新聞)
東電元会長ら強制起訴へ 検審再度議決「福島事故防げた」(中日新聞)
東電元会長ら強制起訴 被災者「当然だ」(河北新報)
東電元幹部強制起訴へ/事故責任の明確化が民意だ(河北新報)
東電元会長ら強制起訴へ 経営陣の責務強調(毎日新聞)
東電元会長ら強制起訴へ 予見・回避できた 検察審議決、業過致死傷罪(毎日新聞)
東電起訴議決:告訴団「永久に闇…から、ようやく土俵に」(毎日新聞)
東電元会長ら3人、強制起訴へ 検審が2度目の議決(朝日新聞)
住民「真実知りたい」 元東電会長ら強制起訴へ(福島民友)
「使命果たす画期的議決」元検事・古川元晴弁護士(産経新聞)
東電強制起訴 悲劇を繰り返さぬために (西日本新聞)
東電元会長ら3人強制起訴へ 検察審が起訴議決公表(日本経済新聞)
東電旧経営陣強制起訴「やっとここまで来た」告訴団喜びあらわ(産経)
東電旧経営陣ら強制起訴へ 9件目 福島第1原発事故で検察審査会(産経)

■社説
原発事故起訴―新たな検証の機会に(朝日新聞)
東電元幹部起訴へ 裁判で問う意味はある(毎日新聞)
フクシマは“人災”か 東電元幹部を強制起訴へ(東京新聞)
東電「強制起訴」 高度な注意義務求めた検察審(読売新聞)
東電原発事故 強制起訴には違和感残る(産経)

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